オリンピックの感動を日々のケアカンファレンスに
北京オリンピックが閉幕しました。聖火リレーが各国をまわる間は、はらはらドキドキしましたが、開幕してからは、毎日 新聞を開くたびに 感動の嵐に巻き込まれていました。
感動を与えてくれるアスリート達のまぶしい姿を見ながら
そこにあふれる「感動」が何によってもたらされるかを考えさせられました。
まず、アスリートの中に
目標(夢)がはっきりしていて
その夢の実現に共感、共生する仲間がいて
その成果に希望をかけ、期待して見守っている観客がいて
陰で支えた方々への感謝があって
感動がわきあがるのではないかと思うのです。
私たちも自分自身で感動し、周りにも感動を与えるような働きをすることができたらどんなに素晴らしいことでしょう。
高齢者医療やケア、地域医療などは、急性期医療とは異なり、日々の地道な業務の繰り返しのように見えます。時には、「きたない、きつい、きけん」の3Kと言われることもあります。しかし、「この方を安全で安楽、そして幸せにしたい」という明確な目標(ケアプラン)をたて、それを皆(医師も看護も介護もコメデイカルスタッフもそして事務や委託業者たちまでも)で共有化し、それぞれが、自分の持つ最大限の力を発揮する事ができたら・・・そして、結果にとらわれずに、相手を認め励ましあって協力することができたら・・・表舞台では見えない場所で、現場のケアを支えている方々への感謝を表現できたら・・その現場の努力を関心をもって感心して見守る管理者や為政者がいたら・・・・一般に言う3Kではなく、「感心、感謝、感動」の3K、あるいは「共感、共生」を加えた5K、さらには「希望、期待」を含めた7Kの職場になるのではないかと思います。
オリンピックのアスリートたちもその感動にたどり着くまでは、地道な毎日の積み重ねでした。私たちの日々の医療やケアも同じです。だからこそ、その評価をするケアカンファレンスの時には、上記の7Kを意識して、小さな感謝、小さな感動を確認しあい、明日の医療やケアの活力にしてゆきたいと思いました。
「花を支える枝、枝を支える幹、幹を支える根、根はみえないんだなあ」相田みつを